追悼『下平瑠衣』さん

バングラデシュの首都ダッカで大変悲しい事件がありました。
犠牲となられた皆様およびご家族、関係者に心からお悔やみ申し上げます。

犠牲者の一人である『下平瑠衣』さんは、大学生時代に
当会の活動隊の一員として2009年3月にカンボジアで汗を流された方です。
カンボジアでは、日本の文化を紹介する目的から、
現地の子どもたちの前でソーラン節を披露するが通例となっているのですが、
彼女はそのリーダーとしても活躍されました。
その後は、当会の国際ボランティア・カレッジの第4期生として国際協力・国際理解を学習したり、
2011年3月11日の東日本大地震の発生から2ヶ月にも満たない4月末から、
宮城県南三陸町でのボランティア活動にも参加し、
漂流した各ご家族の思い出の写真をきれいに洗浄する作業に尽力されました。

大学を卒業後はコンサルタント会社に就職し、
途上国の支援に全力を注いでおりました。
今回もJICA関連の仕事に携わってバングラデシュに滞在している間に
この悲劇に遭うことになってしまいました。

まだまだ、発展途上国のために活躍されたかったことと思います。
彼女の想いを大切に、私たちJHPはこれからも支援活動に尽くしていきます。

改めてご冥福お祈りいたします。

JHP・学校をつくる会
事務局一同