国際ボランティア・カレッジとは

カレッジの目指すもの

理念と設立経緯

特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会は、1993年の設立以来、カンボジアを中心に学校建設、音楽・美術教師の育成など地域に根ざした国際協力活動に携わっています。同時に、「国際ボランティア活動」の実践として、これまで、カンボジア、アフリカ諸国、旧ユーゴスラビア、インド、国内災害救援活動などに総勢1,500名を超える若者を派遣してきました。

当会は、「知恵のある人は知恵を! 行動力のある人は一緒に汗を!」をモットーに、共働学習経験や国際協力・理解・多文化共生などの実践的な活動を行って参りました。これまでの実績を活かし、グローバル社会で次代を担う若者に国際協力・国際理解の学びと体験の場を設けることを目的に、2006年「小山内美江子 国際ボランティア・カレッジ(以下、カレッジ)」を開講いたしました。

特徴 ~JHP・学校をつくる会の国際協力セミナーはひと味違う!~

・充実の開催回数
→池上彰氏、各国の大使経験者、江川紹子氏、小山内美江子氏、佐高信氏、細川佳代子氏、寺脇研氏などの超豪華講師陣(!)
・徹底した少人数制講義
→「講演会」や読書とはひと味違う距離感で講義を受けられる!教室には講師著書も多数あり、講義後に質問タイムもあります!
・講義は基本ビデオ撮り →講義の様子は基本、ビデオ撮影を行います。また、講義に使用した資料も保管しておきます。よって、やむを得ず欠席した場合でも、後日自習として履修いただくことも可能です。(但し、講師都合でお断りする場合もあります)
・1コマから聴講可能
→好きなときに好きなだけご参加ください!遅刻・早退構いません。
開講後も1講義毎に聴講を受付しています!

あいさつ

小山内美江子塾長

小山内 美江子 塾長あいさつ

「集まろう!地球市民」という呼びかけがそのまま本講座の目的です。 1990年代、ヨルダンの難民キャンプで、その翌年は、クルド難民の救援をイランで大学生と共に行動し、厳しい中東の戒律など異文化との遭遇を乗り越えて、助け合うことの多くを学んだ彼らを私たちは誇りに思い、それが「JHP・学校をつくる会」の原点となりました。 1992年からは教育を奪われたカンボジアの子らの為、学校建設に参加した若者たちが人間的な成長を見せ、それが国際ボランティア・カレッジ設立への思いにつながりました。 旧ユーゴやインドの災害救援など、JHPから国境を越えた者は1,500名を越えております。その彼らに対し、近い将来、大学・財界が奨学金や単位の認定等を考慮されれば、地球的視野を持つ若者が飛躍的に増えるでしょう。本講座では元カンボジア大使今川幸雄氏が副塾長となり、賛同された大学人、専門家、文化人を講師に仰いで、海外活動を実践する。それが次代を育むものと信じて開設の挨拶といたします。
今川幸雄副塾長

今川 幸雄 副塾長あいさつ

世界が地球化(グローバリゼーション)に向かって進んでいる21世紀の今日でも、先進国と後発開発途上国との格差は大きく、人道上の見地からする後発途上国への国際協力は、先進国国民の責務であるといえる。 「3年B組金八先生」など劇作家としての有名な小山内美江子先生は、1990年から後発途上国、特にカンボジアで教育支援のNGO活動を続け、認定NPO法人JHP・学校をつくる会を設立し、313余の小学校建設などに多大の成果をあげたが、それとともに、毎年3回、30名程度の学生や社会人を連れて現地カンボジアに赴きボランティア活動の実践教育を行ってきた。 JHPは、2006年度から小山内イズムを継承して国際ボランティア活動の中心的実践者になりうる人材養成を目指し、JHPの中に国際ボランティア学の理論と実践教育のため、小山内美江子国際ボランティア・カレッジを開講した。今年度も多数の学生さんと社会人の方々の受講を期待したい。

推薦のことば

秋山ちえ子氏 「国際ボランティア・カレッジ」は、国際協力教育についての実践講座として9期目を迎え、実績を深めていくことでしょう。この企画を推進する小山内美江子さんを中心とする「JHP・学校をつくる会」は、カンボジアで21年かけて313棟の学校建設等々の実績を持っていますが、この講座は 今、求められている新しい分野の一つで理論だけでなく、体験、実践を伴うものであることが、講座の強さ・特色でもあり、今後が期待されますね。この講座は青年だけでなく、元気な高齢者増加の日本に必要なものともいえます。97歳の私も年なりにお手伝いさせていただきます。

秋山ちえ子(評論家)

壊れた機械を直すためには、機械の動く仕組みを知らなければなりません。世界が壊れてしまったら、「世界の仕組み」を知らないと、立て直すことはできません。平和が壊れてしまったら、「平和を維持する仕組み」の知識が必要です。 機械を直すためには、実際に壊れた機械と取り組む必要があります。世界についても、同じこと。世界に取り組もうとしている皆さんに、少しでも「世界の仕組み」をお伝えすることができれば、と願っています。平和の礎には教育があります。教育があってこそ、平和の尊さを知ることができるのです。教育を立て直すには、まず学校から。学校を建てることは、教育を再建し、平和を再建し、世界を立て直すための第一歩なのです。 学んで実践し、実践した経験を元に学び直す。世界のために、平和のために、教育のために力を尽くそうとする人たちを応援します。

池上 彰(ジャーナリスト)