2011年度 特別講義部門
−援助実務と国際人としての教養−

部門長 岩本宗孝

将来、国際協力を目指すに当っては、相手国に関する知識のみならず、日本についての知識、さらには世界の歴史や文化に関しても幅広い教養を身につけることが必要である。そのような観点から過去4期のカレッジにおいて、様々な分野の第一線で活躍されている専門家や著名人を数多く招いての講義を実施し、受講生からたいへん好評を得てきた。今期も引き続き、これらの方々の講義を中心とし、さらに幅広い知識を身につけられるよう、講師陣の一層の充実を図って行く方針である。
             特別講義部門長 岩本 宗孝

特別講義部門講師(50音順・敬称略)/所属/
講義内容
講 義 日
池上 彰
ジャーナリスト
9/17(土)
15:15-16:45
『世界地図から違った世界が見えてくる』
世界地図というとどんなものを思い出すだろうか。世界地図は国によって全く違うもの。世界各国で出ている世界地図を見ながら世界のことを考えてみよう。
今川 純子
JHP・学校をつくる会副代表理事
2012/1/7(土)
15:15-16:45
『私の海外生活』
約30年間に及ぶ海外生活(カンボジア・フランス・ラオス・べトナム・アルジェリア)での体験談
岩本 宗孝
JHP・学校をつくる会理事
10/1(土)17:00-18:30
2012/2/4(土)18:30-20:00
全2回講義
『JHPの活動と私の体験から』
JHPの常勤理事として、事務局長などの経験をもとに、NPOの運営についてのノウハウを説明し、将来、国際協力活動を目指す人への参考とする。また、この間のJHPでの活動の実績や成果についての紹介を行う。
江川 紹子
ジャーナリスト
2012/1/14(土)13:30-15:00
『私の取材ノートから』(仮題)
小山内美江子
JHP・学校をつくる会代表理事
9/10(土) 他全3回講義
『小山内美江子のJHP史』
1990年中東湾岸危機を契機に、国境を越えたボランティア活動を開始。92年和平協定調印されたカンボジア内戦終結時にはカンボジア帰還難民の救援活動を行い、カンボジアを中心に学校建設、音楽、美術教師育成など地域に根ざした国際協力を行なうJHP・学校をつくる会を設立。各国で活動を行なう自身とJHP史についての講演(予定)
神津カンナ
作家・エッセイスト
2012/1/21(土)13:30-15:00
『思慮深いまなざしを育むために』
熊倉 功夫
林原美術館館長
11/30(水) 18:30-20:00
『日本のマナー』
・マナーの理解
・日本のマナーの特質
・国際化の中で新しいマナーの発見
佐高 信
評論家、『週刊金曜日』編集委員
9/28(水)18:30-20:00
『電力対国家』
寺脇 研
京都造形芸術大学教授
2012/1/28(土)13:30-15:00、15:15-16:45 全2回講義
『文化交流論』(仮題)
国境を越えた文化交流の在り方、日韓文化交流の実体験、文化交流する心を育てる教育等についての講演(予定)
BAKU斉藤
写真家
2012/2/11(土)15:15-16:45
『アンコールの尊顔を撮る』
1994年からUNESCOプロジェクトに参加。JSAや他のミッションに関わりながらアンコール遺跡群の特徴である尊顔彫刻を10年をかけて全尊顔の撮影を完了し、尊顔の由来の謎にせまる。クメール文化の奥深さ、素晴しさ、アジア人の一員として理解することの大切さを講義する
藤井 石根
(明治大学名誉教授、NPO法人太陽光発電所ネットワーク代表理事)
2012/1/14(土)15:15-16:45
2012/1/14(土)15:15-16:45
全2回講義
『エネルギー政策の方向性』(仮題)
講義題目未定
細川 佳代子
スペシャルオリンピックス日本名誉会長
12/7(水)18:30-20:00
『可能性への挑戦』
20年前、スペシャルオリンピックスと出会い、以来、知的発達障がいのある方たちとの交流が続いています。彼らとの交流によって実に多くのことを学ばせてもらい、今では私のライフワークともなっています。彼らの豊かな才能を十分発揮し、共に地域社会で暮らしていけるような“インクルージョン社会”の実現に向けて、現在も活動中です。
源 由理子
明治大学大学院ガバナンス研究科教授
12/17(土)13:30-15:00、
15:15-16:45 全2回講義
『開発援助のマネジメント〜外からの支援の可能性と限界』
本講義では、開発の主体である地域の人々と共にプロジェクトの計画、実施、評価を行う手法(プロジェクト・サイクル・マネジメント手法:PCM手法)を紹介する。PCM手法は日本の政府開発援助機関やNGOの間で広く使われてきている参加型アプローチによるマネジメント手法である。その利点と限界を踏まえながら、開発の主体と援助する側との協働のあり方を受講者と一緒に考えていきたい。