音楽教育・音楽教師・音楽指導員の育成
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1994年、JHPが調査した時点ではカンボジアには学校で音楽授業を行うにも、音符の読める教師がおらず、また楽器が十分にありませんでした。そこで、1996年〜1999年まで日本人音楽教師による教師対象の講義を主にプノンペン市で行い、その後、カンボジア人音楽専門家が引き継いで2000年10月に7名の音楽教師が誕生しました。 2001年からカンボジア人現職教師への各種研修会(ワークショップ)を定期的に行い、すべての参加教師の学校で音楽の授業が行われるように指導を行っています。また、2006年からはさらなる音楽授業の普及に向けて、音楽ワークショップ初級1年目で各地の教員を指導できる人材の育成にも取り組んでいます。 参加者主に学校建設プロジェクトとつながりの深い2市・17県(プノンペン市、プレアシアヌーク県、カンダール県、コンポンスプー県、タケオ県、コッコン県、コンポンチャム県、バッタンバン県、コンポンチュナン県、プレイベン県、スワイリエン県、カンポット県、コンポントム県、プルサット県、バンテアイミアンチェン県、シェムリアップ県、クラチェ県、ストゥントレン県、プレアヴィヒア県)から参加しています。これまで180名以上が、主に小学校、中学校、教員養成学校、各県教育局、教育省から集まっています。その結果、2010年8月現在で149校の学校が音楽授業を実施しています。 音楽教師が誕生するまでJHPの音楽トレーニングは、2年間のプログラムになっています。1年目に16日間、2年目に14日間の計30日間開催されます。1年目終了後には、参加教員の各学校に、鍵盤ハーモニカ50台、オルガン1台、木琴1台、タンバリン1個、トライアングル1個、カスタネット10個を1セットとして配布しています。また、2年目修了以降は、音楽コンテストに参加して成果を披露する機会を提供しています。 |
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育成の流れ
【1年目】
1.音楽プロジェクト事前説明会
2.音楽ワークショップ【初級】(毎年8月・10日間)
音楽教育に関心のある教員養成学校の学生を対象に、音楽理論と演奏について、
鍵盤ハーモニカを用いたワークショップをプノンペン市内で行います。
3.フォローアップトレーニング(9月〜翌年3月・計6日間)
月に1〜2回、各地域を巡回して復習を兼ねた実技と理論のトレーニングを行います。
【2年目】
1.音楽ワークショップ【上級】(毎年8月・10日間)
1年目の音楽ワークショップ【初級】
修了者を対象に、よりレベルの高い内容のワークショップを行います。
2.フォローアップトレーニング(9月〜翌年3月・計4日間)
各地域を巡回してトレーニングを行います。
3.音楽トレーニング参加(2年目以降)
※3年目以降は、既卒業生対象フォローアップ(2日間)、音楽コンテスト参加を継続しています。
JHP音楽インストラクターについて
ヒム・サヴィー氏
略歴:プレイベン県出身。幼少時代、祖父よりカンボジア伝統楽器の手ほどきを受ける。
王立芸術大学付属学校でカンボジア伝統音楽を学んだが、後に専攻をフルートに転向。
現在は王立芸術大学でドイツ人教授に師事する一方、フルート専攻の生徒の指導を行っている。
「子どもの教育のために責任ある仕事をさせてもらうことができ、大変嬉しいです。JHPの音楽トレーニングを通じて、国の発展に欠かせない人材育成に自分も関わっていると実感しています。
自分より年上の学校の先生たちに新しい知識を広めるのは、簡単なことではありませんが、最善を尽くします」
音楽教育に関する情報はこちらでも
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