JHP・学校をつくる会ホームへ

ホーム | 活動の紹介 | 海外でボランティア | カンボジア活動隊 | 2008年8月隊

2008年8月隊活動レポート

2008年8月8日(金)

スケジュール

5:30 起床
6:30 ホテル出発
6:40 朝食
7:20 出発
7:50 ルセイキョウの学校を見学
9:00 ブランコのメンテナンス
   チュロロミエッタ小学校、トロピアンカエン小学校、スナンポッさくら校舎
12:00 昼食
12:40 出発
14:00 ホテル到着
18:00 全体ミーティング
19:00 夕食
23:00 就寝

【写真】
(上) こんなに大きくなりました!!
(中) 重い…
(下) ギャラリーがいっぱい





今日の感想

予定より一日早く昨日JVCでの作業が終わったので、今日は先輩たちが作られたブランコのメンテナンス作業に行きました。朝食の後は、小山内美恵子代表がJHPの前身のJRACにいたときに作られた、第1校目というルセイキョウの小学校を見せていただきました。校舎は少し古くなってしまいましたが、ここからJHPの歴史が始まったという、とても大きな意味を持った学校ということで保存されているということを聞きました。その後は車で1時間ほど離れたところにあるチュロロミエッタ小学校で2004年8月隊の先輩が作られたブランコのメンテナンス作業を行いました。小学校に着いた時、ブランコで遊んでいる子供たちがいたので嬉しくなりました。この地方にはイスラムの人も多くすんでおり、頭にスカーフを巻いた子供たちもいました。イスラムの人もそうでない人も同じ学校に通っているということを聞き、お互いを尊重しあっていて良いと感じました。そして作業を開始すると、さらに子供たちが30人ほど集まってきて子供たちに見つめられる中、ブランコにペンキを塗りました。手の届かないところは、肩ぐるまをして上のほうまでしっかりとペンキを塗ることができました。そしてブランコの滑りをよくするためのグリスを塗り、作業完了となりました。(平まり子)

次の2006年8月隊がブランコを作ったトロビアンカエン小学校でも同様に多くの子どもたちが私たちのまわりに集まってきてくれました。そこの子供たちの大半はクメール語のほかに英語を話せたので子供たちと会話をしました。その中にジュニアハイスクールで1年しか英語の勉強をしていないのにペラペラに使いこなしている子がいました。自分は中・高・大と英語の勉強をしてきたのに会話が思うようにできないことに少し恥ずかしさを感じたので、このことをきっかけに英語を頑張ろうと決めました。2005年3月隊がブランコを作ったスナッポさくら校舎ではJHPで作った学校と元からあった学校の2つがありました。元からあった学校は電気も通っておらず、雨が降ると窓を開けることができず真っ暗な中で授業を受けるそうです。また教室と教室の間には薄い板のみで、しかも天井の方は吹き抜けになっていました。でもJHPの作った学校は電気がなくても教室が明るいと聞きました。この二つを見て本当に学校は必要だということを改めて感じました。一日を通して、ブランコのメンテナンスをすると子供たちがとても喜んでくれました。ブランコのない学校に立てた時、子供たちはどのような反応を見せてくれるのかますます待ち遠しくなってきました。(田中健章)

カンボジアの車窓から

今日はプノンペン市内から離れ、地方に行ったのでいつもと全然風景が違っていました。例えば、カンボジア特有の高床式の家がたくさん見えました。またその周りには3メートルくらいのワラが積んでありました。それは雨期になり地盤が低いところが冠水して牛が食べ物に困るので準備してあるものでした。その他にも4歳くらいの子供が赤ちゃんを抱いているのを見ました。その姿を見て、この子供たちに両親はいるのか、家はあるのかなどといろんなことを考えてしまいました。生まれた場所が違うだけで人の幸せは決まってしまうのかと思ってしまったけど、その後学校で遊んでいる子供たちの明るい笑顔を見たときに、それは違うと教えられ、本当の豊かさ、本当の幸せってなんだろうと考えました。(1,2,3号車 車両班長:岡本吉雄、坂田春菜、関本華依)

本日の報告者より

今日の報告担当の上村健一です。本日の主な作業は学校に行って、ブランコのメンテナンスをしました。メンテナスの内容はペンキ塗り、グリス塗りをしました。小学校に行って、初めて、カンボジアの子供たちと接することができました。目が合うと笑う子供たちもいました。楽器の演奏の練習の時も子供たちがその様子を見ていました。2校目に行った学校では英語を話すことができる中学生と会話をすることができました。その人は勉強をして、教師になりたいと言っていました。他にも学校を作ってくれて、ありがとうと言っていて感激しました。普段から学校へ行くことができる環境が整っている私たちよりもはるかに高い意識をもって勉強をしているのではないかと感じました。外国人がやって来た時に英語で話しかける姿は日本人とは異なっていると感じました。カンボジアに来て、子供たちと会話をし、同じ時間を共有することができて良かったです。

今日のありがとうございました

福岡の山下さん、缶詰ありがとうございました。今日のお昼においしくいただきました。日本の味に恋しくなった頃であったので、とてもご飯がすすみました。ドライバーのトンブンさんグリーンバナナをありがとうございました。黄色のバナナが当たり前だと思っていたので、緑色ということに初めは違和感があったのですが食べてみると、とても甘くておいしかったです。