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2009年8月隊活動レポート

2009年8月17日(月)

スケジュール

6:30 出発
6:50 朝食
8:25 午前作業開始
10:00 午前作業終了
11:00 ベトナム国境到着
12:10 小学校到着
13:00 昼食
14:00 午後作業開始
15:25 午後作業終了
15:35 小学校出発
16:00 ホテル到着
18:30 全体ミーティング

【写真】
(上)きれいに洗おう♪
(中)贈呈式に向けて国歌の練習
(下)STOPの先はベトナム!!





レポート係より

 レポート係の徳田知美です☆スワイリエンに来て3日目、首都プノンペンとは全く違う景色や街並みが毎日新鮮です。そんなスワイリエンに来て私が一番印象的なのが、朝焼けと夕焼けの美しさです。朝6時前の空を見ると、空が朝日の光に染まって、なんともいえないきれいな色をしています。きのう初めて見たときにはすごく感動して思わず写真を撮ってしまいました。清国さん曰く、「スワイリエンは朝焼けがきれいなところ」なのだそうです。夕方は、近くに視界をさえぎるものが何も無いので、西の方角に沈む丸い太陽をはっきりと見ることができました。日本やプノンペンでは見ることのできない風景だと思いました。残りの滞在期間の中で、朝晩のぜいたくな時間を満喫したいです。

 では作業についての感想を書きます、10代最後の日を迎えました(笑"")レポート係の横谷純実です♪今日の作業は、午前は外捨て・中捨て(ブランコの土台作り)と午後はブランコの本組みをしました。外捨て・中捨ての作業では力のある男子がセメントを混ぜる作業を行い、女子がそのセメントを土管の中と外に水平になるように入れるというように、うまく役割分担も出来てきました。作業も二校目で慣れてきたせいか、メンバーが次に何をしたら良いのかわかるようになってきて、無駄な時間が減ったように思います。ですが、今日は昨晩降った雨のせいで特に暑く(なんと最高気温は38度!!)、みんな汗がいつも以上に滴り落ちていました。午後はブランコの本組みで、明日立ち上げが出来る状態にまでしました。直射日光がブランコの鉄の部分や工具にあたると、かなり熱くなってしまうので皆気をつけました。この太陽の光は、日本に居ても浴びることが出来ると思うと、空はつながっているのだなぁとしみじみ感じました。

 こうしてレポートを書いている間に、カンボジア時間で0:00を過ぎ20歳を迎えることが出来ました!!皆に祝ってもらって本当に幸せ者です(;;)ありがとうございました☆

今日の報告者より

今日の報告をさせていただきます嶋田千恵子です。朝食後にレストランの向かいにある、パパイヤの木をみんなで見ました。パパイヤの実はまだ緑色でした。午前中は、昨日穴を掘ってドカンを入れた隙間を埋める作業をしました。穴を掘るのは時間がかかりとても大変な作業でしたが、埋めるのはあっという間で1時間半程で終わりました。作業を見に集まっていた子ども達も、穴までもっこで砂を運んでくれました。「オークン」とクメール語でお礼を言うと満面の笑みで応えてくれました。午前中の作業が早く終わったため蘭子さんの提案により、ベトナム国境まで車で行くことができました。日本は島国なので海を渡らないと国境は越えられないので、ベトナム国境の近くに行きこの先がベトナムなのだと思うととても不思議な感じがしました。昼食はおでんでした。日本の味を堪能することができて、みんな癒されていました。午後はブランコの本組みをしました。今日一日を通して感じたことは、作業が2校目ということもあって、各々がそれぞれ自分で役割を見つけて動くことができていたと思います。

今日の車窓から

 1号車の車両長を務めさせていただきました知久香奈子です。車内では、ビデオカメラを使って1人1人にインタビューをするなど、楽しい雰囲気でした。蘭子さんに一緒に乗っていただき、車窓から見える雰囲気について説明していただきました。小学校に向かう途中に、一号線から細い道に入ってすぐに国際連合が行っている世界食料計画を示す石碑がありました。これは、ただ単に村人に食料をあげるのではなく、村人自身で道路を整備、管理し、その対価として食料を配布するというものでした。村人に食料を配布するだけでは、甘えてしまい、努力をしなくなってしまうということでした。この話を伺い、援助は適切な形で行われなければ、逆効果をもたらしてしまうと改めて思いました。残りの二週間、カンボジア滞在の中で、多くのことを吸収していきたいです。

  二号車の車両長を務めました定方美緒です。今日は、一日中話が盛り上がり、車両メンバーの団結力が深まった一日でした。今日の車窓で印象に残ったことは、カンボジアとベトナムの国境周辺のことです。多くのホテルとカジノがある町でした。また、国境というと、厳戒態勢が引かれているといったイメージを持っていましたが、端からみるぶんには、普通の町が存在していました。イミグレーションの建物がありましたが、そこを越えた向こうには、また違った国が存在するということを考えると、国境は不思議で大変曖昧なものであるように感じます。

  三号車の車両長の杉山晋二です。スワイリエンと言う地方の方へ来て三日目ですが、一面に広がる田園風景、見上げれば広がる青い空、道の脇や田んぼを歩く牛や豚など、本当にこれがカンボジアなんだ!!と思う風景があります。ホテルの屋上から見える景色が壮大で、一人たそがれながら、メンバーのことや、カンボジアのことや、自分の将来のことなどゆっくりと考えられています。明日も有意義な一日を過ごします。いつもありがとうございます。

  四号車の車両長を務めさせていただきました太田めぐみです。今日は清国さんと一緒に乗車し、様々な説明を聞かせていただきました。一号車と同様に四号車でも石碑を確認することができました。 助手席に座ると、いつも以上にたくさんの自然や広大な空に魅了されました。また、道にいる地元の人たちは、目が合うとよく車内の私達に手をふってくれました。東京では、なかなか味わえない車窓だと思います。カンボジアは本当にのんびりしていてあたたかい国だと感じました。

今日のありがとうございました

関東給食会の皆さん ハヤシライス・カレー・おでんなどの美味しい食事をありがとうございます。日本食にほっとしています。 蘭子さん チャンプー・グリーンバナナをありがとうございます。