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2011年3月隊活動レポート

2011年3月17日(木)

スケジュール

6:00 朝食                                      7:00 ホテル出発
9:00 ケップの塩田見学
12:45 昼食
13:30 ホテル到着
14:00 プノンペン事務所
18:30 全体ミーティング
19:00 夕食

【写真】
上:初めて見た塩田
中:塩の結晶
下:私がなめて塩の山





車両報告

1号車:国道3号線と4号線の間には昔、山賊がよく現れ、夜は危険で誰も通れなかったそうですが、今は道が舗装され安全になったようです。カンポットは水が豊かな土地で緑が青々と茂っていて、同じ国内でも乾燥していたポーサットとの違いを感じました。(萩原)

2号車:今日はプレアシアヌークからプノンペンに移動しました。その時、汽車の踏切に気が付きました。今、カンボジアは新しいレールに切り替わりつつあるので、汽車は走っていません。また、いくつか橋を渡ったのですが、その橋には日本や韓国の国旗がありました。様々な国がこのカンボジアを支援しているのだと改めて実感しました。残りの6日間を感謝の気持ちを持って過ごします。(神田)

3号車:今までカンボジア国内のいくつかの国道を通ってきましたが、やはり日本の国道に比べるとカンボジアのものはまだまだ道がでこぼこしていて、舗装が行き届いていないところが見られました。発展途上国にはインフラが整っていない国や地域が多いのですが、主要都市が無理な経済発展を推し進めたために環境悪化やスラムの増加が進んでいます。その国に本当に必要な支援を見極めることが重要だと感じました。(江口)

今日は水・写真係りの2人にインタビューをしました

Q. 水係りをしてどのようなことを感じましたか?

A. 水係りの仕事は隊全体の水の管理ですが、水の本数が現在何本あるのかを正確に数えて把握することや飲みきって空になったペットボトルを集めてまとめることが主な仕事です。大変だったことは、飲み水の入ったペットボトルのケースをワゴンに運びこんだり、反対にワゴンからホテルへ下ろす力仕事でした。隊全員の体調管理にも関わる重要な役割であるという責任感が常に心の中にあるため、水係り一同真剣に水の管理を行っています。(大槻)

Q.写真係をして大変だったことや楽しかったことはありますか?

A. 写真係りの仕事は、膨大な写真を仕分けして、まとめて集計しみんなに配らないといけないので思った以上に大変でした。楽しかったことは、写真を誰よりも早く見ることができるのでそれが唯一の楽しみです。(萩原)

感想

 レポート係の山内です。今日は、プレアシアヌークの遠征からプノンペンに帰ってきました。遠征の行きは、国道4号線を通って行ったのですが、帰りは国道3号線を通って帰ってきました。私的に、国道3号線は4号線ほど舗装された道路ではなく、まだまだ舗装工事がされている印象を持ちました。3号線に入る途中にカンポット県のケップに塩田を見学しに行きました。海水をひたすら天日干しにしているように思い、海水の水だけが蒸発し、だんだん塩の結晶になっていて、きれいだなあと感じました。味は日本のよりも、とても辛く少し苦味を感じました。これは、自然の味なのだと思いました。
 今日、とても嬉しかったことがありました。プノンペンへ帰る途中、私たちが2校目の作業をしていたプカーチュークロアット小学校の前を通りました。私たちが作ったブランコで5人の子どもが遊んでいて、これほど嬉しいことは無いなあと思いました。是非これからも、たくさんの子どもたちのブランコとして残っていってくれることを願っています。
 カンボジアにいるのも、残り1週間を切り、あまりの早さに寂しさを感じます。明日以降は作業がなく、音楽コンテストに参加したりCCHに行ったりと、たくさんの交流をします。なぜ、私たちがこうしてカンボジアに来たのか、改めて考えながら残りの1週間を有意義に過ごしていきます。(文責:山内・五十嵐)