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2014年8月隊活動レポート

2014年8月23日(土)

スケジュール

6:30 出発
6:45 朝食
7:10 タケオに向け出発
11:30 昼食
12:20 ホテルへ一時帰宅
13:45 王宮、博物館に向け出発
16:30 ホテル到着
18:00 ミーティング
19:00 夕食
23:00 就寝
(レポート係:河澄由希子、佐々木一義、竹内夕貴、山崎千裕)

【写真】
(上)プノンチソウの頂上から!
(中)アヒルの大群!
(下)王宮で記念撮影!





本日の報告者より

今日は6時30分出発で、いつもと同じ場所で朝ごはんを食べました。ですが、いつもよりメニューを追加し、ヌンパンカーコー(パンとシチュー)などを味わうことが出来ました。その後、タケオへ向かいました。プノンチソウに登るためです。約20分ぐらいで頂上まで登ることが出来ました。頂上はカンボジアを一望できるきれいな景色が待っていました。記念撮影をしました。野生の猿がいたりして、動物園の猿とはわけが違い、凶暴でした。その後プノンペンに戻り、お昼ごはんを食べました。ホテルにて休憩も取りました。休憩後、カンボジア王宮と国立博物館を見学しに行きました。大変綺麗な建物があり、日本では感じることがないので新鮮でした。博物館では、社会科の歴史の教科書で見たことがあるような銅像などがたくさんありました。私は勉強不足で見学しても理解しきれなかったので、反省しています。ですが、見学出来て、大変良かったです。(岩内彩)

各車両係より一言

・一号車
タケオという地は織物が名産で、本日もプノンチソウへ向かう途中高床式の家の下に機(はた)やミシンがある光景を見ることが出来ました。しかし現在、タケオから織り手を引き抜いてシェムリアップの工場に集めたことで昔程織物が盛んでは無くなってしまったそうです。シェムリアップに工房を作るなどして織り手を集めたおかげで失われつつあった伝統的な模様、草木染めが復活したそうですが結果的に名産地が廃れてしまいました。文化を守るために工場で生産効率を上げることは流通も良くなり知名度も上がるなど大きなメリットがあると思いますが、一方で仲介業者が増えることで織り手の収入分が減るデメリットもあります。この話のなかで特に印象的だったのが、タケオの絹織物には独特の光沢があったそうですが工場で織られたものにはその輝きが失われているそうです。今日の午後に訪れたカンボジア王宮にも伝統の織機があったように歴史ある文化を現代の私たちが崩してしまわぬよう繊細に扱っていく必要性を感じました。(竹内夕貴)

・二号車
プノンペンにはブーゲンビリアという花があります。オシロイバナの仲間で、木になる花です。主な色は赤、白、黄色がありますが、時にオレンジやピンクなどのカラフルな色があります。前者はブーゲンビリアのもともとの色で、オレンジやピンクは人が挿し木をして人工的に色を変えているそうです。挿し木をしていても、私がこの期間中に赤、白、黄色以外のブーゲンビリアはあまり見れません。もし残りで見れたら、ラッキーかも知れませんね。(河澄由希子)

レポート係より一言

長かったカンボジアの活動も明日が最後になってしまいました。始まる前は2週間というのがとても長くて、2週間後が漠然としていると思っていましたが、活動をした今では2週間というのが短いように感じます。このレポート係として行ってきたこの仕事は今日が最後です。「毎日これがあるのか」と思うと終わりの見えない仕事だと思う日もありましたが、今ではそれが懐かしいほどです。長くて短い2週間をありがとうございました。(河澄由希子)

本日のありがとうございます

和田さんより現地の果物での美味しいフルーツポンチを作って頂きました。最後までお世話してくれてありがとうございました。