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3期カレッジ隊活動レポート

2009年 3月 10日(火)

スケジュール

  6:30 ホテル出発
  6:40 朝食
  8:15 プラウボンバイック小学校到着
 12:00 昼食
 13:30 作業開始
 17:00 作業終了 
 17:50 ビクトリアホテル到着
 18:40 夕食
 19:40 ミーティング 

【写真】
(1)ドリル作業
(2)組み立て作業
(3)立ち上げ作業
(4)代表を囲んで記念写真








本日の感想

 今朝、昭和20年(1945年)3月10日未明に起きた3時間半余りの東京大空襲による、死者約10万人への黙祷をした時、当時小山内代表は15歳、今川先生は12歳であったというお話しを伺いました。空襲は非人道的な攻撃であったということで、現在裁判が始まろうとしているそうです。空襲が最近のことであったのだということを改めて痛感しました。
 ブランコ作りの作業も三日目にはいり、組み立てと立ち上げを行いました。気温もそんなに高くなく、ドリルなど危険な道具を使いましたが、みんなで集中して作業に取り組むことができました。作業もついに残りあと一日です。カレッジ隊と3月隊で協力して最後まで気を抜かずに楽しみながら頑張っていきましょう。
 先日カレッジ隊は日本大使館を訪問しました。その際、篠原大使は丁重に迎えて下さり、カンボジアのことなどを詳しくお話しして下さいました。本日、篠原大使から今川先生へご連絡がありました。篠原大使はカレッジ隊メンバーについて「好奇心があって、しっかりしていて礼儀が正しく頼もしい」とお褒めの言葉を頂きました。ありがとうございました。(杉田真央)

本日の車輌長より

 学校に、明後日の贈呈式準備の為に、色とりどりの旗と日本とカンボジア国旗が柵に飾られ始めています。今日は平日ということもあり、学校の生徒もいてとても賑やかでした。昼食の為に一度家に帰った生徒がまた学校に戻ってきた際、鍬やモッコー(砂を運ぶための道具)を手に持っていました。記念樹を植える為だけではなく、もしかしたら僕達の作業を手伝う為に持ってきてくれたのかなと思いました。そう思うとこの子供達の為にブランコを作ったり、何か少しでも役に立ちたいという気持ちが強くなりました。(1号車 犬塚恵太)

 今朝は全員で1分間東京大空襲で亡くなった方々に黙祷を捧げました。戦争という悲惨な状態があったという事実を噛み締めた後の車窓からの何気ない日常の風景は一段と優しく見えました。小学校では贈呈式の準備がされていて、色彩豊かな旗や、日本の国旗をみて車内では歓声が上がりました。こうした歓迎の印が見えるとすごく素直に喜びが湧いてきて、より一層頑張るという意気込みがでてきました。一生懸命汗をかいて力を合わせて作ったブランコを小学校の子供たちが誇りを持って自慢できるようになることが望みだなと思いました。毎日巧みなハンドルさばきで、デコボコ道を乗りきり、心地良く走ってくれるドライバーさん方、ありがとうございます。(2号車 栗山歩)

 日本にいるとビルと建物が多く、空は四角いものだとずっと思っていました。しかし、カンボジアから見る空は360度広がっており、空がこんなに広かったという事実を知りました。今まで日本で見る景色が全てだと思っていた自分が情けなくなり、自分の目で見る大切さを知りました。
 ブランコが3基立ち上がり、形が見えてきました。ブランコ作りの作業時にはいつも子供たちが率先して手伝ってくれて、「あの子たちが乗ってくれるんだ」と思うと嬉しくなってきました。
 車窓からみた感想は、プノンペンでバイク6人乗りを見て驚いていたのですが、バッタンバンはハイラックス(荷台のある四輪駆動車)の荷台にバイクを詰めるだけ積んでその上に人が乗っていたのを何台か見て更に驚きました。(3号車 高橋侑子)

今日のありがとうございます

 松本先生はご自分の部屋を開放し、カレッジ生との交流の場を作って下さいました。また、ブランコ作りでは、炎天下の中作業を手伝って下さり大変助かりました。色々な方面からフォローやアドバイス、応援をして下さっていることに深く感謝致します。