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4期カレッジ隊活動レポート

2010年3月1日(月)

スケジュール

7:00 朝食
7:40 ホテル出発
7:50 SVA到着
8:00 前プノンペン事務所所長 磯部氏によるレクチャー
9:05 SVA出発
9:15 スラム到着
9:20 スラム見学 JVC移動図書活動見学
11:00 スラム出発
11:30 昼食
12:20 ホテルにて休憩
13:30 桜倉庫にて工具積み込み
14:30 JVCにて積み下ろし
16:20 ホテル到着
18:30 ミーティング
19:00 夕食


【写真】
(上)SVA事務所にて
(中)スラム街にてSVAの絵本読み聞かせ
(下)活動隊と合流し工具積み込み





本日の報告者より

 午前中にSVA(シャンティ国際ボランティア会)に行きました。SVAでは、主にカンボジアでの教育事業として、図書館事業、ドリームスクール事業(小学校建設、トイレ、井戸など)などを行っています。その中でスラム対策のひとつとして移動図書事業があり、見学のためカンダル州の田舎へ行きました。スラムの子どもたちは本の読み聞かせに熱心に耳を傾け、自由時間には絵本を選んで楽しそうに読んでいました。スラム訪問は初めてですが、生活環境はとても悪い印象を受けました。月に2.5ドルほどで家を借り、水も買って生活しているそうです。プノンペン市内見学だけでは知ることができなかったカンボジアのスラムを見て貧困生活をしている人がいることを実感し、貧困撲滅への取り組みが必要だと感じました。(上村健一)

各車両係より一言

 1号車:今日は午後の活動へ向かう途中、ワット・プノンの周辺で幼い子供を抱いた母親の長蛇の列を見ました。近くにある母子医療保険センターで子どもを無料で診てもらうためだそうです。カンボジアではシエムレアップなどの大都市には子どもを無料で見てくれる医療センターが数箇所あるそうで、とても人道的な医療システムのようにみえますが、このような診療所数はまだまだ少なく、一般的な病院では医療費が高額で貧しい家では、とても払えないという悲しい現状を映し出したものだとわかりました。病気の子どもを持つ親がセンターに殺到し何時間も、列に並ばざるを得ないのはそのためなのです。(鹿島佑太)

 2号車:午前中にプノンペンに近い、カンダル州の田舎で、SVAが行っているスラム街での絵本の読み聞かせに同行しました。スラムの環境は、汚水や排水が高床式の家の下に溜まり、ごみが家の周囲に散乱するなど劣悪なものでした。その向こうにテレビなどでよく目にする「ごみ山」がありました。正直のところ、私は言葉が出ませんでした。原っぱの向こうに突如として、その名の通り「ごみ山」がそびえていたのです。また、スラムの子はこうした「ごみ山」で鉄などのお金に変わるものを拾って暮らしているということでした。私たちが現在泊まっているホテルなどから出たごみも、日本のように分別し、焼却処分やリサイクルされるということは無く、ただただ今日も山のように積み上げられているということでした。私たちが出したごみは一体どこへ行くのかということを、目の前にまざまざと見せ付けられた一日でした。(牧野雅彦)

レポート係より一言

 今まで書物の中でしか見聞きしたことしかなかったスラム街に初めて行きました。降車した瞬間に異臭が漂い、そこら中に排泄物がありました。その光景に驚きながらもSVAの絵本の読み聞かせを聞いている子どもたちの目は輝いていて、人はみんな平等だということを感じました。
 昨日、JHPプノンペン事務所の七條さんがミーティングの際に「CCHの子どもたちが物質的に豊かになったら支援を終えて良いのか、その子どもたちは成功してはいけないのか」とカレッジ隊メンバーへ投げかけました。そして今日のSVAの講義で「発展していく裏にスラムがある」ということを聞きました。生活水準に幅はあれど、カンボジアの将来を担う子どもたちを育成するために、私たちはまだまだカンボジアの子どもたちに支援していく必要があると感じました。CCHやスラムの子どもたちが、私たちに笑顔を向けて幸せにしてくれたように、私たちが何をすれば彼らを幸せにできるのか、残りのカンボジア生活で考えていきたいです。午後は活動隊と合流して明日からはじまるブランコづくりのための工具を運びました。炎天下の中での作業は暑くて先が思いやられそうですが、今までとは異なる活動なので気持ちを入れ替え頑張りたいと思います。
(坂本菜穂子)