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6期カレッジ隊活動レポート

2012年3月9日(金)

スケジュール

6:00 朝食
6:30 ホテル出発
8:00 小学校着、音レクとソーラン節練習
8:30 作業開始
11:00 昼食、休憩
13:00 作業再開
15:30 小学校発
17:00 ホテル着
18:30 全体ミーティング
19:00 夕食

写真
(上)セメント作り隊
(中)ペンキ塗り隊
(下)ありがとうございました





本日の報告者より

 昨日は雨が降り、涼しく感じましたが、今日は空が晴れ渡り炎天下での作業となりました。カンボジア特有のうだるような暑さに疲労を感じながら重い土を運んでいたところ、土の上に集まった子ども達が無邪気にはしゃぎながらスコップで私達の運ぶ土を取ってくれたり、力仕事を手伝ってくれました。子ども達のはじけるような笑顔にハッとさせられ、疲れで強張っていた表情に思わず笑みがこぼれました。私達の作業を見守る村の方々も作業の合間に目があうと微笑みかけてくれます。言葉は少ししか通じませんが、笑顔が作る人と人との触れ合いの温かさを感じました。(結城あづさ)

各車両係より一言

4号車:ブランコ作業場へ行く途中、道路を動物達が横断していきます。牛、豚、犬、ニワトリなどです。彼らはおそらくどこかの家で飼われているものだと思いますが、広い田畑ではなし飼いにされているので、その行動は野性的です。カンボジアの動物たちは、人々と同様に性格はとても穏やかで、のんびりしているので、クラクションを鳴らしてもとくに驚くような素ぶりも見せません。人間によって、左右されない動物本来の姿を見ているようで、新鮮です。(原麻佑里)

5号車:小学校でのブランコ作り3日目。小学校までの片道1時間半弱の移動では村の生活の様子をじっくりと見ることができます。そこで村の人々に注目して見てみると、小さな子どもが弟や妹の面倒をみているところや村の人々が一緒に歩いているところをよく目にします。見ると思わず笑顔になってしまうような、懐かしい温かい風景だと思いました。カンボジアの人々はとても優しくて、カンボジアに来てから人と触れ合うこと・笑顔で相手と話せることがこんなにも嬉しいことなのだと感じるようになりました。カンボジアで学ぶことを知ったことに心から感謝するとともに、カンボジアの全ての人々が幸せに暮らせるよう、帰国したら自分にできることを探したいと思います。(鮎川紫乃)

6号車:プレイベンのホテルから学校へ走る道の中で一番驚いたのは空の広さです。大自然のうしろに広がる空が本当にきれいで感動しました。高い建物も電灯もなく、電線もほとんどありません。カンボジアに実際に来るまでは、田舎は貧困であるというイメージしかなく、こんなに感動させられる場所であるとは知りませんでした。教育や病気など生きることに直接関わるような問題がはやく解決してほしいという思いは変わりませんが、経済開発が進み、いつかこの自然が壊されてしまうのではないかと思うと、悲しくなります。豊かさや便利さよりももっと大切で守るべきものがあるのだと感じました。(中川瑞葉)

本日のありがとうございました

 関東給食会(日東ベスト)様からおでんをいただきました。とても美味しくいただきました。ありがとうございました。

 山下冨美子様から魚の缶詰をいただきました。さんまのかば焼き、さばの味噌煮をとても美味しくいただきました。ごはんがとても進みました。ありがとうございました。

 森田幸子様からスープと味噌汁をいただきました。とても嬉しかったです。ありがとうございました。

【短期日程】スケジュール

9:00 ホテル出発
9:30 トロケアット小学校訪問(休日)
10:00 キリングフィールド見学
12:00 昼食
13:10ホテル
13:40トゥールスレン見学
14:30 王宮見学
15:30ロシアンマーケット
16:20 ラッキーマーケット
16:50 ホテル到着
18:30 ミーティング
18:45 夕食
20:00 ホテル到着

(上)休日の小椋トロケアット小学校で遊ぶ子どもと。
(中)キリングフィールド見学。
(下)トゥールスレン





本日の報告者より

 講義でクメールルージュについて学ぶ中で度々触れられてきたキリングフィールドとトゥールスレンについて、私は陰鬱で殺伐とした場所を想像していました。しかし、見学をしていると、青い空と木々と鳥の声が聞こえてきて、そこで起きた悲惨な出来事とのギャップを感じました。しかし、その傷跡はやはり目を背けたくなるほど生々しく残っていました。見学を終えて「なぜこのようなことが起きたのか」だけではなく、「どこで選択を間違えたのか」を問う必要があると思いました。それはカンボジアの人々だけではなく、当時この事実に気づかなかった、私達にも向けられる問だと痛切に感じました。(泉絵梨香)

各車両より

 オートバイに乗る女性に上着を袖のみ前から通し、背中を開けたままという服装が目につきました。又、男性はTシャツを着ず、皆開襟シャツの長袖でした。日焼け防止に必死なのでしょうか。(Tシャツは欧米人ばかり)。トゥクトゥクの人達は今の日本のタクシーと同様一体一日に何人の客を乗せるのかと心配するほど台数は多く閑そうにしています。過当競争で生活は大丈夫だろうかとつくづく心配に思いました。トゥクトゥクは人を運ぶためではなく、生活用品を運ぶために使うなど、オートバイ・自転車の使い道に何種類もあることに感心しました。よく考えているが事故に合わないのか不思議でした。(向達公子)