カンボジアの学校建設の支援者を募集します(ソクサン小学校)

JHPでは、以下の候補校の教育環境を改善するために、学校建設事業の支援者を募集します。

◆学校名:ソクサン小学校

◆所在地:バッタンバン州サムロット郡タトックコミューンチッセプ村(ソクサン小学校map

◆移動距離:プノンペンから約400km、7時間

◆生徒数:1年生~5年生まで88名(男子52名、女子36名)

◆教員数:4名(男性2名、女性2名)

◆既存施設:木造1棟4教室、トイレ1棟2室、水がめ2基

◆建設予定(必要な支援内容):1棟3教室、水タンク1基、トイレ1棟

◆調査時の情報:既存校舎は2009年コミュニティ建設による1棟4室木造トタン屋根式のみ(写真A、B)。校舎と言っても1教室が16㎡(4x4m)ほどしかない仮設に近い狭さである。山裾に建てられているため大雨のときは斜面を下る水が教室に浸水することがある。また、降雨時はトタン屋根の音で授業が聞こえず雨漏りもある。

写真A ソクサン小学校校舎
(写真A ソクサン小学校 校舎)

写真B ソクサン小学校教室内部
(写真B ソクサン小学校 教室内部)

この地域は農業が中心であるが新たに入植する家族で人口が増えつつある。次の学年度の新入学は約50名を見込んでおり2クラス分増える。事務室と図書室も必要としている。同時に、机椅子等備品も不足している。

本校には、狭小で不安全な既設校舎に代わって新校舎が必要である。斜面のため大型校舎の建設は難しいと見られ、学校の要望を最小限満たす1棟3教室とトイレ、給水タンクの支援が適当と思われる。整地に要する土木工事の規模に注意が必要。

本校に至る300m前に橋のない渓流(写真C、D)があり、乾季でも10~20cmの水深になる。特に、雨季には渡川可能な時間帯を待つ必要がある。同時に、車両はこの渓流にかかる急岨な坂に注意が必要である。

写真C ソクサン小学校渓流
(写真C ソクサン小学校前の渓流)

写真D ソクサン小学校渓流
(写真D ソクサン小学校前の渓流)

◆問い合わせ:
学校建設への支援にご関心のある方は、JHP事務局までご連絡ください。
Eメール:tokyo-office@jhp.or.jp 電話:03-6435-0812