JHP・学校をつくる会ホームへ

HOME | 活動の紹介 | 海外でボランティア | カンボジア活動隊 | 2009年8月隊

2009年8月隊活動レポート

2009年8月20日(木)

スケジュール

6:30 ホテル出発
6:35〜7:20 朝食
8:10 ワットモンコルカラーム小学校到着
8:30 贈呈式開始
10:00 小学校出発
10:30 昼食
11:30 スワイリエン出発
14:30 JVC到着
15:10 JVC出発
15:40 ホテル到着
17:40 清國さん見送り
18:30 全体ミーティング
19:00 夕食
21:30 岩本さん見送り

【写真】
(上)たくさんの人に囲まれての代表の記帳
(中)会場には満員!
(下)ソーラン節!きまってます☆





本日の報告者より

 本日の報告者の服部将太です。今日は贈呈式でした。今まで練習してきたアラピヤ、ソーラン節を遂に発表するときがやって来ました。ワットモンコルカラーム小学校に到着したら予想をはるかに越える多くの人が集まっていました。贈呈式では、代表をはじめカンボジア政府高官の方々のあいさつがありました。JHPに対しての感謝の気持ちをたくさん述べられていました。その後も順調に進行し、贈呈品の寄贈では8月隊一人一人が提示しました。いよいよアラピヤと幸せなら手をたたこう、ソーラン節です。みんなで気合を入れ全力で臨みました。結果はいかに・・・大成功でした。何より現地の方々が喜んでくれました。観覧席と舞台でも笑ったり手拍子したりと団結していました。式後には贈呈品の一部を生徒達に手渡して、一緒に昨日完成したブランコに乗ることができました。子どもたちの笑顔がとても可愛かったです。人見知りな子、やんちゃな子、色々な子がいるけど子どもたちは世界共通で可愛かったです。日本に帰ってからも人との関わりを大切にしようと改めて感じました。その後JVCに行き、3校目のブランコの積み込みをしました。「最高のブランコを作ってやる!」とおのおのが意気込みました。
 また、今日でお世話になった清國さん、岩本さんが帰国されました。カンボジアでの貴重なお話、本当にありがとうございました。感謝しきれないくらい感謝しています。残りのカンボジアでの生活も全力でやりきることを誓います。日本で待っていてください。 たくさん得て帰ります!

本日の車窓から

 1号車車両長の酒井賢一です。今日、贈呈式後スワイリエンからプノンペンに帰る際、メコン河を渡るために乗船待ちで15分くらい停車していた時に窓の外で小学生くらいの子がお母さんと思われる女性に掃除用の棒でものすごい勢いで引っ叩いている光景を目の当たりにしました。日本で言えば児童虐待と言われてしまうような光景で自分は呆然としてその光景を見ていたのですが、小山内代表と蘭子さんが「確かに虐待のようなひどい光景だけど、彼女はその子を殺したりはしない。日本では親が自分の子を自らの手で殺したりする事件があったりするでしょ」とおっしゃいました。そのことを聞いて自分は心の中に何かが突き刺さり、深く考えさせられました。今日は完成したブランコに乗って満面の笑顔の子ども達とフェリー乗り場のような泣きじゃくっている子や物乞いをしている子達の両極端の面が見られて、すごく色んなことに気づかされた一日でした。

 2号車車両長の燈中健太です。今日は贈呈式からの帰りに、ドライバーさんに行き先をちゃんと伝えなかったために、全く違う方向へ行ってしまいみんなを30分以上待たせてしまいました。次からはきちんとしたいと反省しています。車内の雰囲気は、贈呈式の前後では大きく違い、終わった後は達成感と安心感に包まれていました。

 3号車車両長の根岸明広です。3号車には今日で日本に帰国される清國さんが乗車されました。清國さんは僕達学生に多くのことを指導してくれました。それは、ブランコ作りに限らず、カンボジアについて、ものごとに対しての考え方など多くのことです。この活動ではボランティアを通して、尊敬できる方々から多くのことを学んでいます。残りの期間も一日一日を大切にすべてを吸収して成長した姿で帰国したいと思います!!!

 4号車車両長の橋本有沙です。今日は贈呈式後、スワイリエンからプノンペンへ移動しました。久しぶりに帰ってきたプノンペンは人と車で混雑しており、スワイリエンののどかな田園風景が懐かしく、少し恋しくなりました。

感想

 レポート係の徳田知美です。今日はワットモンコールカラーム小学校の贈呈式でした。今回のブランコのドナーさんは、2002年の3月隊の皆さんです。そのブランコが、初めて子どもたちにこいでもらえる日がやって来ました!!私が最も印象的だったのは、ブランコを一生懸命にこぐ子どもたちの笑顔です。ブランコは大人気で、何人もの順番待ちの列が出来ていました。前回の学校では、子どもたちが遊ぶ姿を見ることができなかったので、今回、自分達で作ったブランコで遊ぶ姿を見て、とても感動しました。私自身、小さい頃からブランコに乗るのが大好きでした。この8月隊に応募したのも、「ブランコを作る」という活動自体がすごく魅力的だと思ったからです。子どもたちの笑顔を見て、これでブランコ好きがたくさん増えればいいなぁとひそかに願っています♪

 ちなみにちなみに本日無事に、20歳の誕生日を迎えることができました!!子ども達、小学校の先生方、JHPの事務所の方々、8月隊のメンバー・・・たくさんの人の笑顔を見ることが出来た日でした。こんな素敵な経験をさせていただけていることは生涯忘れません。ありがとうございました!

 レポート係の横谷純実です。今日は、理事の岩本さん・東京事務所の清國さんとお別れになりました(;;)皆でオレンジTシャツに寄せ書きをしたり、手作りの色紙にメッセージを書いたりしたものを渡して、別れを惜しみました。お二人には、とてもお世話になりたくさんのことを学ばせていただきました!!残りの10日間、有終の美を飾れるように精一杯頑張りますので、東京で見守っていてくださいね♪