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2012年3月隊活動レポート

2012年3月8日(木)

スケジュール

06:00 朝食
06:35 出発
08:00 到着
08:15 作業開始
11: 30 昼食
13:00 作業再開
15:15 撤収
19:00 夕食

【写真】
(上) 穴掘りの助っ人
(中) 重たいグリ・砂利運び
(下) 自分の掘った穴で憩う





本日の報告(米山勝平)

 今日の作業は比較的に穴掘り・グリ・砂利・砂運び等、肉体的に負担のかかるものでした。プレイベン州に来てから、日が浅く、ホテルから小学校までの移動時間も1時間以上と長くかったため疲労が少したまっている中での作業でしたが、3月隊・カレッジ隊とともに声を掛け合いながら、暑い中、作業を進めることができたのは、ところどころ冗談なども言い合い楽しく作業できたからだと感じています。単純な作業だからこそモチベーションを上げてみんなで楽しみながら作業をすることが効率を上げる要素になると認識しています。でも今日のグリはでかくて重かったです。

各車両係より一言

・ 1号車車両長(中谷紗恵)
 今日は3つの事についてです。
 まず1つ目は2日前の車両長レポートで書いた、上座仏教の仏壇についてです。今ブランコを作成している小学校の近くでも、仏壇が置いてありました。プノンペンとの違いは、こちらの方がカラフルなものが多いです。大きさや豪華さはあまり変わりませんが、いくつかの家は自作で、簡単な作りのものを使用しています。小学校近くのお寺の周りにはその仏壇が、約8個もありました。全てがお寺の入り口に向いています。他のお寺はそうなっていませんでした。これからも仏壇調査を続けたいと思います。
 2つ目は村人の家のフェンスの素材についてです。竹や木を使用しているのは予想していましたが、ヤシの木の葉の、芯の部分を使用しているのには驚きました。ヤシの木の葉は思っていたよりも強く丈夫で、フェンスにも使用できるほどなのだなと感じました。
 3つ目は今日おこなった穴掘りについてです。穴掘りを村人に助けていただきました。そこで鍬やシャベルなどの工具の駆使に驚きました。鍬は畑を耕したり掘ったりするものだけだと私は思っていましたが、今日村人が穴から砂をかき出す時にも上手に使用していました。こういう使い方もあるのだなと学びました。
 
・ 2号車車両長(牧野愛)
 プノンペンからプレイベン州に移動して外の風景が、がらりと変わりました。特に動物を見る事が多くなりました。道に鶏や豚がいたり、草原に牛がいたりします。牛は畑を耕したり、荷物を運んだりします。そんな光景を見て、動物と人間が共存していると感じました。東京では、動物を日常生活で見かける事はほとんどないので、動物と人間が一緒に生活しているという貴重な体験をする事が出来ました。プレイベン州の道は、でこぼこしていて、まるでアトラクションのようで後部座席はキャーキャーはしゃいでいました。
 
・ 3号車車両長(丸山夏美)
 プレイベン州に来てから、沢山の木を見るようになりましたが、その中の一つがバナナの木の話です。バナナの木は、一度実がなると自然に倒れ、その横から新しい芽が出ます。カンボジアの気候ではだいたい6から12ヶ月で成長するそうです。そのため、バナナはカンボジアに一年中ある果物の一つで、バナナの葉も花も多様な方法で調理されていることを知りました。カンボジア人にとって、とても身近な果物であることをここに来て学びました。

レポート係より一言(中谷紗恵・福井和美)

 プレイベン州はプノンペン市から東へ60kmの所にあります。しかし悪路のため、車で約4時間かかります。現在滞在しているホテルはプレイベン州にありますが、作業をしているオンサオン小学校はホテルから車で約1時間のスワイリエン州にあります。この小学校は2部制で約250人の生徒がいます。子どもたちは元気で明るく、私達の作業を手伝ってくれます!今日は砂を運んでくれました。沢山の村人が私達の作業を常に興味津々で見つめています。私達のここの子どもたちともあと3日ほどで会えなくなってしまうと思うと寂しいです。