JHP・学校をつくる会ホームへ

HOME | 活動の紹介 | 海外でボランティア | カンボジア活動隊 | 2014年3月隊

2014年3月隊活動レポート

2014年3月8日(土)

スケジュール

5:30 起床
6:50 出発
7:00 朝食
8:10 キリングフィールド見学
9:30 トロキアット小学校見学
10:40 トゥールスレン見学
11:30 昼食
12:15 ホテル着
13:10 ホテル出発
14:15 CCH到着
16:10 CCH出発
16:40 ホテル到着
18:30 ミーティング
19:00 夕食
23:00 就寝
(レポート係:久野史帆里、照井美聖、栗田奈美、栗原聡美)






本日の報告者より

本日は6:50にホテルを出発し、朝食を食べました。その後「KILLING FIELDS」に行きました。これは、ポル・ポト時代に大量虐殺が行われた場所です。大量虐殺が行われたのはこの場所だけではありませんが、規模が大きいこの場所が観覧できるようになっています。その後、過去にJHPが建てたブランコと校舎を見学しました。その後は「TOUL SLENG」という虐殺博物館と言われる場所を見学しました。
ポル・ポト政権の下で、何の理由もなく殺された人の写真や拷問器具、収容施設を見て、「この写真を撮られた時はどのような気持ちだったのだろう…」「家族や友達が虐殺されたら…」と考えると胸が苦しくなりました。カンボジアのこのような負の歴史は一時期、学校で教えないこともあったそうです。
些か差異があるかもしれませんが、私は日本で同和地区差別を義務教育で教えるか否かという問題があることを授業で学んだことを思い出しました。自国の好ましくない過去を消し去ってしまうという発想は理解できなくはありません。しかし、実際に二つの場所を見学し、次世代に伝えることが、歴史を繰り返さない一つの方法なのだと強く感じました。
昼食のあとはCCHを訪れました。ここは、JHPが作った児童養護施設です。子供達がカンボジアの民族舞踊を披露してくれ、私たちもソーラン節を踊りました。その後、子供達とダンスをしたり、ボール、折り紙、風船などを使って思う存分遊びました。とても人懐っこく、笑顔が素敵なカンボジアの子供達と沢山遊べて、とても充実した時間でした。しかし、中には話しかけても無反応な子供もおり、無邪気な子供達ですが、親と離れ離れにならなくてはならない深い傷を負っていることを実感しました。ポル・ポト政権下で知識層が虐殺されたり、亡命したことでカンボジアの教育がままならないことが関係しているのではないかと思います。
今日は一部ではありますが、カンボジアの過去と現在、そしてその繋がりを体感することができました。明日からはコンポンチャム州に移動し、いよいよ本格的にブランコ設置に取り掛かります。今日の体験を胸に少しでもカンボジアの子供たちの笑顔に貢献できるよう、丈夫なブランコを作りたいと思います!!(遠山莉央)

各車両係より一言

・一号車
キリング・フィールドへ向かう途中、工事中なのか、舗装されていない道路を通りました。交通量が多いため、粉塵がひどく視界が曇るほどでした。マスクをしている人もいましたが、歩行者や自転車、バイクで通行している人、沿道で暮らしている人々の健康状態が非常に気になりました。
また、空芯菜畑も見ることができました。水と緑がいっぱいの風景はとても美しく、いつまでも残っていて欲しい風景だと心から思いました。ただ、その奥にプレハブで作られた不法住宅が乱立している様子も見えました。美しい風景と、簡素で衛生状態も悪そうな住居がたくさん並んでいる景色を見た時、早くすべての人々が安心して暮らせる世界が訪れてほしいと思いました。
今、プノンペンでは、多くの外資系企業が工場建設などで工事をしています。現地の人々の働き口が増えることは良いことですが、そこに住まう人々や動植物の環境を壊しては意味がありません。開発支援を行うならば、いわゆる経済大国が経験してきた公害被害が発生しないような手段を選ぶ必要があると強く感じています。(照井美聖)

・二号車
本日はバスの中から3件結婚式を目にしました。清国さんに伺ったのですが、カンボジアでは朝の早い時間から結婚式が行われており、早朝に友人を交えた式を行い、朝ご飯を食べて一旦友人は帰り、親戚の人たちのみで過ごすそうです。そして夕食の時に再び友人を集めて宴会をするそうです。また、式場の入り口の左右に金色のバナナと銀色のバナナが飾られていました。日本と違って早朝から式を挙げること、また道端で行われることが驚きでした。キリング・フィールドに向かう途中の道が半面工事途中でした。これは、道を作るのは政府の仕事なのですが、簡易舗装だったため現在丈夫な道路に補強中とのことです。(伊崎佳緒)

レポート係より一言

キリング・フィールドは、たった27年前までは数えきれないほどの人々が殺される場所でした。しかし今は、一見自然公園のようです。殺された人々の頭蓋骨が積み上げられた慰霊塔や、遺体が埋められていた場所を実際に見ると、いかに惨いことが行われていた場所であるかを感じ、心の底から苦しくなりました。しかし今は、その場所に鳥や犬が住みつき自由に走り回ったり、のんびり昼寝をしているのです。その風景を見て、この国に平和が訪れたことを実感しました。
惨い時代も、今の平和な時代も全て見ているキリング・フィールドの木々たちに、今、幸せかどうか聞いてみたいと思いました。

今日のありがとうございます

CCH所長のソカさん、私たちを温かく迎えて下さり、ありがとうございました。そして、グリーンバナナとマンゴーを頂きました。遠征中楽しみです。
ドライバーのトンブンさんより揚げバナナを頂きました。美味しかったです。ありがとうございます。一昨日頂きました、グリーンバナナは今日明日が食べごろです。
私たちは9日よりコンポンチャム州に遠征します。しばらく皆様とお会いすることができなくなります。14日にはプノンペンに帰ってまいります。頑張ってきます。