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2014年8月隊活動レポート

2014年8月14日(木)

スケジュール


5:30 起床
6:50 集合
7:00 レストラン出発
7:15 朝食
8:00 バッタンバン出発
10:30 コンポンチュナンで休憩
11:25 昼食
12:30 学校到着・作業
15:00 ホテル到着
18:00 ミーティング
19:00 夕食
23:00 就寝
(レポート係:河澄由希子、佐々木一義、竹内夕貴、山崎千裕)

【写真】
(上)ここにブランコを作ります!!
(中)真剣に説明を聞く
(下)よいしょ






本日の報告者より

今日は朝7時に集合し、バンケンコンにあるいつものレストランに行きました。食事は焼いた豚肉をご飯の上にのせたバイサチュルと、お米から出来ている麺を使ったクイティオ、そして香草の香りが印象的なお粥ボーボーの三種類の中から好きなものを注文し食べました。そして今日はカンボジアの首都であるプノンペンからブランコを建てに行く小学校があるバッタンバンへと遠征をする日だったので、プノンペン事務所の木村所長さんと、現地スタッフのラスさん、サレットさんに同行していただきました。プノンペンからバッタンバンは300kmほど離れています。プノンペンを出発し国道5号線を北西へ進みました。カンボジアは仏教の国ですが、他の宗教も存在しておりバスで移動している時にイスラム教の人々が多く生活している地域を通りました。頭を布で覆い肌や髪を出さないように街中を歩く女性や、カンボジア様式で造られた寺院とは異なったカラフルなタイルや玉ねぎの形をしたモスクなどを見ることができ、私が今まで見ていたカンボジアとは異なった、異国のような雰囲気を感じました。2時間後にプノンペンから100kmほど離れているコンポンチュナンという地域にあるガソリンスタンドで休憩をとりました。バスから外を眺めると都市から離れるにつれてお店が少なくなっていたり、水牛やヤギなどが道を歩くことが当たり前であるなどの多くの変化に気づきました。そしてプルサットにあるレストランで昼食をとり、今回ブランコを建てるロールォ小学校へいき、そこで前日積み込んだ資材をトラックから降ろしました。地域の人が資材おろしを手伝ってくれたり、子供達が近くに寄ってきてくれました。地域の人達の顔を見て、自分たちのブランコがこの場所に立ち上がるんだという実感が沸いてきました。そしてブランコを建てる位置を決め、杭を打ち目印をしました。ロールォ小学校は全校生徒が142名でその内女性は73名います。また先生は5名いてその内2名は女性です。クラスは6クラスあり、元気に学ぶ子供たちが楽しめるように安全で丈夫なブランコを作りたいと子供達の笑顔をみて改めて思いました。小学校を出発しホテルに向かい夕食を食べに街の中心へ行きました。今日は移動が長かったので少々疲れ気味です。各自しっかり休んで明日からの作業に備えます。(作山友芽)

各車両係より一言

一号車
今日は、バッタンバンへ向かっている際に、日本でいう神社にある鳥居のようなものを見つけました。これは、地域の目印です。村やお寺や学校を示しているそうです。作りが、日本や中国には感じられないカンボジアらしさがありました。(宝麗格)

二号車
プノンペンからバッタンバンへ向かう途中に道端で長い竹を持っている人を見ました。
その人は電線を竹の先に巻きつけて自分の家につないでいました。道路拡張のために日本のような電柱ではなく竹を使っているそうです。やっぱり燃えそうで心配です。(関口ゆりか)

三号車
国道五号線をとっているときにモスクというイスラム教のお寺を見ました。カンボジアは仏陀の国ですけど、少しだけイスラム教の人もいます。チャム族の人たちです。仏教のお寺と違ってモスクはタイルを使っていてとてもカラフルでまるでお城のようでした。また頭を布で覆っている人も見ました。あまり厳しいわけではないらしく、私がイメージしていたようなしっかり頭を覆っている感じではありませんでした。ホテルを出て一時間くらいでこんなにもお寺も景色もガラッと変わるなんてすごいと思いました。(山崎千裕)

レポート係から一言

今日はいよいよブランコを設置する学校に向かってバッタンバン州へ移動しました。300キロメートルを5時間かけて移動しました。ほんの10年くらい前には道路が整備されておらず、片道12時間もかかったそうです。カンボジアの道路は日本よりゴミが多いと感じました。昔はご飯とかをバナナの葉に巻いて持ち歩いていたそうですがビニール袋にかわってからゴミが増えてしまいました。バナナの葉はポイ捨てしても土に還ります。その習慣のままビニール袋もポイ捨てしまい、ゴミが増えていったそうです。今では集めて処理する習慣がついてきているそうです。生活が便利になることにより当たり前にやってたことも、環境も、変えてしまうんだなあと思いました。ゴミが増えると、環境にも人間の身体にも悪いので少しずつでもポイ捨ての習慣をなくして行ってほしいです。衛生教育が一歩一歩進んでいます。(佐々木一義)

今日のありがとうございます

プラサットのレストランのオーナーさんバッタンバンオレンジありがとうございました。
明日のお昼みんなで頂きます。