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南三陸町活動レポート

災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
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*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。

2012年 5月 5日(日)

活動者(42次隊C班):小野孝一郎、渡部岳紘、栗山幸、河島優樹、鹿島楓、菅原ちどり、田村真維子、平松千波
JHP三島チーム:山岡洋徳、後藤新、佐藤慧武、山岡修一
活動内容:瓦礫の撤去作業
報告者:田村真維子、河島優樹、栗山幸

(スケジュール)
7:15 立花邸出発
7:40 防災対策庁舎見学
8:30 ボランティアセンター到着
9:00 伊里前へ移動
9:15 作業
15:00 作業終了
15:30 ボランティアセンター終了報告
15:30~16:30 社会福祉協議会課長のお話拝聴、DVD鑑賞
19:15 夕食、買い出し後、立花邸到着

活動報告

本日は雨も上がり、南三陸町に来て初めて青い空を見ることが出来ました。ボランティアセンターへ行く前に防災対策庁舎を見学し、地元の方に震災当時の状況をお伺いすることが出来ました。
ボランティア作業は他団体の方と共に、伊里前地区の瓦礫撤去でした。作業後には、分別された瓦礫の山と綺麗になった一面に満足して終了することが出来ましたが、まだほんの一区画であり、まだまだ広範囲に亘る瓦礫撤去の必要性を感じました。
また、社会福祉協議会の方が「この地区の方は町が丸ごと流されてしまい、もう見たくもない、戻りたくもないという方もいらっしゃるので、ボランティアの方が撤去作業をして下さることがとても助かっている」と言って下さり、私達の活動が引き続き継続的に必要であることを実感しました。(田村)


5月5日、快晴の下、歌津駅近くの伊里前地区で瓦礫撤去作業を行 いました。 作業内容は、散乱している衣類やネジなど小さな ものからアスファルトや鉄柱など大規模なものま で、再利用可能物や廃棄物など種類毎に分別し、 一カ所に集めるというものです。ガレキの中か ら、写真やお金、そしてごく稀に骨も出てくるこ ともあるそうで、覚悟して作業を進めねばなりま せん。地元の方々と直接触れ合う機会が少ない作業ではありましたが、肉体作業による疲労感で正 に震災ボランティアといった作業でした。手にできたマメが誇らしくもありますが、震災後一年を経ても手付かずのガレキが広がる現場を目前にすると、復興作業も始まったばかりである事を身にしみて感じました。 (河島)