JHP・学校をつくる会ホームへ

ホーム | 南三陸町活動レポート

南三陸町活動レポート

災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
皆様からのご寄付は、税制上寄付金控除の対象になります。
*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。

2014年6月29日(日)

活動メンバー:福原成太、佐々木啓、野中隆広、佐谷隆一、上田浩之
報告者:野中隆広
活動内容:牡蠣についたムール貝などを剥がす作業

【スケジュール】
7:30 立花邸出発
8:10 南三陸町ボランティアセンター到着、準備、挨拶
9:00 活動開始(南三陸漁業生産組合牡蠣加工処理施設)
   牡蠣に付着しているムール貝、イソギンチャクなどの除去作業
12:00 昼食
13:00 活動再開
15:00 活動終了
15:15 ボランティアセンターへ到着、活動報告
16:00 温泉施設の上品の郷で入浴、夕食材料買い出し
18:00 立花邸到着
18:30 夕食
23:00 就寝

所感

海で1.5年ほど養殖した牡蠣に付着した貝や海藻などを除去する作業が主な仕事でした。
はじめは見たこともない付着物や強い磯の臭いでなかなか作業に慣れませんでしたが、次第に要領をつかみ、5名1時間で5籠ほど処理することができるようになりました。育った牡蠣を傷めないように注意を払いながら作業を行いました。牡蠣の種類によっては、付着量や付着力が違うため、一番付着量の多い牡蠣では5名1時間で3籠まで効率が落ちました。付着物の違いは牡蠣を養殖している場所(沖合か否かや潮の流れなど)で変わるようです。
大きさにもよりますが、付着物を取り除いた牡蠣は網に入れて、海で1週間再生養生するようです。
後半最後の1時間は、福原、野中の2名で別作業となり、機械で牡蠣を洗浄(高圧海水)する作業を行いました。出荷(箱詰め)前の最終処理で、牡蠣をコンベアに均等に並べて水洗処理をし、処理した牡蠣を水槽に戻す作業ですが、牡蠣の付着物を除去する作業に比べて籠を高所(肩より上)に持ち上げたり中腰で牡蠣を均等に並べたり、次々に処理されて出てくる牡蠣を籠毎に分け、水槽に戻すなどフルに体を動かす作業でした。
本日はあいにくの雨天でしたが、屋根の下の作業ということもあり、また、籠の数で成果が解るため達成感と、自分たちでペースを配分しながら進めることができました。

写真 牡蠣についたムール貝などを剥がす作業