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南三陸町活動レポート

災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
皆様からのご寄付は、税制上寄付金控除の対象になります。
*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。

2011年4月26日(火)

活動者:第6次隊 長期滞在:影山
    第7次隊 5/1まで:木村、平野、犬飼
報告者:影山伸一(JHP社会人ボランティア)

 受付・マッチング担当兼地域支援班兼ときどき電気工事人の影山です。
4月9日より南三陸町災害ボランティアセンタースタッフとして活動しています。JHPでの活動は、95年の阪神大震災における長田区でのボランティア活動以来となります。

 当地では、家々だけでなく行政の要である町役場も多くの町職員とともに流失し、町の機能はズタズタに破壊されています。震災から一カ月以上が経過した今も、戦場のような状態が続いており、先の阪神大震災や中越地震とは比べ物にならない状況です。
 このような状況で必要とされるのは、刻々と変化する状況に対応できる柔軟性と、発生した問題に即対応できる決断力や実行力、そして、地域の皆さんや他の支援団体の皆さんとの信頼関係が構築できるコミュニケーション力です。

 この活動を通じて、私が特に学生の皆さんに伝えたいことは、「肩書きが仕事をするのではなく、人間が仕事をする」ということです。
 このような過酷な状況下では、活動する皆さんが学生であるかどうか、は関係ないのです。厳しい言い方をすれば、学生であることは、何の免罪符にもならないということです。たとえ学生であっても、ときには決断を求められ、人々の命がかかった重要な役割を担うことも求められます。その時には、前述の「柔軟性」「実行力」「決断力」「コミュニケーション力」だけでなく、さらにその重責に耐えるだけの覚悟が必要です。

 本日は、NHKのあさイチという番組と昼の地方ニュースに生中継で出演し、当地でのボランティアへのニーズと実態とのアンマッチや、GWに向け、ボランティア希望の方々へ交通渋滞の回避に向けた協力の依頼を、南三陸町災害ボランティアセンターを代表して私から発信しました。
 こういったテレビ出演なども、南三陸町社協の皆さんからの信頼と、日頃のマスコミの皆さんなどとの交流から実現できたものであり、ここまで信頼を得てきたJHPの皆さんの努力が結実した結果と思っています。

 今後、南三陸町での活動に参加される皆さんには、この今まで積み重ねた信頼の「残高」をうまく活用し、またこの「残高」を減らすことがないよう、努力を積み重ねていただきたいと思います。
 もちろん、それは一人でできることではなく、JHPとしての一体感、チームワークによって実現できるものです。そして、その基礎がJHPで学んできた皆さんにはすでに備わっているはずです。
 厳しいことも書きましたが、それに臆することなく、ぜひこの地に飛び込み、極限状態の中で「本当に大事なこととは何か」を自身の力で学びとってほしいと思います。