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南三陸町活動レポート

災害救援募金にご協力ください。当会は国税庁より認定NPO法人の資格を取得しました。
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*東日本大震災に対するJHPの動きを「ヒューマンパワー便り」でもご覧いただけます。

2011年12月7日(水)

活動メンバー:清国将義(南三陸町災害ボランティア・センター運営)
37次隊:田村美和子、守屋滋記、富村梨奈
場所:歌津地区馬場中山
作業:草刈り、瓦礫撤去

ボラセンより

朝0度、昼8度。ボランティア数87、内個人47。
今日は瓦礫撤去と漁港の作業。37次隊は歌津の馬場中山地区の個人宅の瓦礫撤去作業に参加しました。本来は活動メンバーは作業中の写真撮影はできないのですが、今回は私が様子を見に行った時の写真をご紹介します。よく見るとサンタさんも参加しています。少しでも皆さんの心を癒してもらおうとボラセンは受付にもサンタが出没します。クリスマス前に確かめに来て下さい!
またアメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc様にご支援いただいたシルバーカー50台のうち25台が到着しました。ありがとうございます!(清国)

活動レポート

宮城県にきて、4日目。
段々ですが、寒さにも耐えられるようになりました。…が、今朝は昨日よりも肌寒かったです。
2日間の作業は志津川漁港の海辺で行いましたが、今回は初めての馬場中山での作業となりました。志津川では椅子に座っての細かな手作業でしたが、今日は一転して完全な力仕事。馬場中山は見渡す限りに海が広がっており、その周辺に学校や住宅地など人が密集した地帯であったため、高台や山がありながら、最も被害が大きい地域の1つと聞きました。(今もまだ333人の行方不明者がいらっしゃるそうです。)作業場所につき、皆でまずは手を合わせ、終了時刻ギリギリまで作業をしました。
主に草刈りの他に、岩や瓦礫、家の瓦や玄関部分の残骸、食器などの生活用品や、また、近くの学校から流れたと思われる勉強道具などが泥や土を掘る度に大量に出てきた為、それらの掘り起こしの作業でした。近くの道路から流されたらしい巨大なアスファルトなども埋まっていて、器具が充分でない中でも、現場調達で知恵を出し合い皆で協力し合う事ができました。
狭い場所での作業とはいえ、10人で行うには時間が足りず、皆、休憩時間を短縮し、率先して作業を開始した為、終了時刻間近になると疲れがどっと感じられましたが、瓦礫だらけであった土地が綺麗に変わった風景を見て、達成感が湧きました。
まだまだほんの一部でしかないものの、今回の作業が明日への復興に繋がるように、明日最終日の作業も気持ちを新たに引き締めて頑張りたいと思います!!
(37次隊:富村梨奈)

@掘り起こし中の女性陣
A近く(といっても300m位離れている)
から流れてきたアスファルトを掘り起こす男性陣
B作業後のボラセン前にて!