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南三陸町活動レポート

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2012年8月6日(月)

活動者:46次隊
滝岸佐恵子、増島樹里、福井和美、熊久保拓水、酒井克浩、
浦野聖(引率)

活動内容:漁業支援活動(袖浜漁港)
報告者:福井和美


【スケジュール】

7:15 立花邸出発
8:15 ボランティアセンター到着
9:10 活動場所(袖浜漁港)到着
9:15 活動開始
11:30 お昼休憩
13:00 活動再開
14:15 ゲリラ豪雨の為活動終了
14:30 災害ボランティアセンター出発(酒井帰宅)
16:00 立花邸到着

活動報告

昨日に引き続き、今日も漁業支援活を行いました。牡蠣養殖の種付けの為の仕掛け作りです。男性陣は、帆立の貝殻に一枚一枚手作業で穴を開け、女性陣はその穴の開いた貝殻を72枚ずつ、長い針金に通す作業を行いました。これは、昨日行った作業の第一段階となるものです。これを海に沈めることによって、牡蠣の稚貝が帆立貝の貝殻に付着するしくみです。一つ一つが手作業となる地道な作業でしたが、その中で少しずつコツを掴みながら、段々とスピードアップして作業を進める事が出来ました。作業をしながら、漁師さん達の巧みな知恵に改めて感心すると同時に、数十年かけて築かれてきた漁業の沢山の土台が失われてしまった大きさと深刻さを痛感しました。今日私達が作業をした場所も、震災前は牡蠣の加工場でしたが、津波によって全てが流されてしまいました。漁師さんのお話によると、袖浜でとれる牡蠣は他の地域の牡蠣に比べて、とても価値があり特別なものだそうです。牡蠣の養殖は昨年の6月に再開され、これまでに多くのボランティアや漁協によって支援されている一方でまだまだ手の届かない面も山積みとなっているのも現状です。これから一歩一歩、袖浜漁業が復活していく事を願います。
 そして、今日の宮城の天気予報は午後から雨と予報されていましたが、お昼過ぎの突然の激しいゲリラ豪雨に驚きました。雨が降り始める前から雷がゴウゴウと鳴り、空を見上げると、黒くズッシリとした大きな雲がこちらへ近づいてくるのが感じられ、不思議な光景でした。台風並みの強風と勢いのある大雨で、袖浜漁港からボランティアセンターまでの車での帰り道は、前方は見えなくなる程で、ゲリラ豪雨のスリル感を味わいました。
 今日一番印象に残った事は、「若いうちにやりたい事をやっておきなさい。」と漁師さんが、作業中の私達にお話して下さったことです。震災で当たり前の日常や、大切な人を一瞬にして奪われてしまった経験から、その漁師さんは震災後、初恋の人へ会いに東京まで出掛けたそうです。漁師さんの言葉を心に刻み、明日の作業も皆と力を合わせて精一杯頑張ります!

写真:
@男性陣の作業の様子
A女性陣の作業の様子
Bゲリラ豪雨のため避難したボラセン前