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できることから、はじめよう
School construction / Hygiene education



安心して学べる教育の
基盤をつくる
カンボジア・ネパールの子どもたちへ教育機会を提供するために、
校舎建て直しや新規学校建設、トイレや手洗い場、給水タンクの整備をしています。
また、建てて終わりでなく、衛生指導も実施します。

「安心して、学べている」
今を嚙み締めています
雨が強く降るたび、教室の床は泥でぬかり、黒板や机が濡れて使えなくなりました。歌を歌ったり先生の話を聞くのは楽しいのに、授業が中断するととても悲しかったです。
そんなとき、JHPが机と椅子のある新しい校舎を建ててくれて、今は雨や風を気にせず安心して勉強できます。広くて明るく静かな教室で文字を書くたびに、「今、自分は学んでいるんだ」と実感します。

きれいなトイレと水が、
私たちの生活を変えた
学校にも家にも水道はなく、汲み置きのたらいの水で順番に手を洗っていました。
JHPが新しいトイレと手洗い場を作ってくれ、初めて蛇口をひねったとき、きらきら光る水が冷たく流れ出し、思わず「わあ!」と声が出ました。
今では「手を洗うことは命を守ること」という教えを大事に、周りの人にも手洗いの大切さを伝えています。きれいなトイレと水が私たちの生活を大きく変えてくれました。

カンボジアの公立小中学校では、生徒数に対して教室数が大きく不足しており、多くが二部制で授業を行っています。
農村部には、土の地面の上に立てられた壁が片側しかない教室もあり、強い雨風が吹くと足元が水浸しになり、乾季には熱がこもります。
強風のたびにトタン屋根が剥がれるなど、常に倒壊の危険と隣り合わせの環境で、子どもたちは学び続けています。

校舎数の不足により、カンボジアの多くの公立小中学校では二部制の授業が行われています。ネパールでも同様に、限られた教室を分け合っている状態です。
そのため、一人あたりの授業時間は十分に確保できていません。カンボジアの年間授業時間は、カリキュラム上でもOECD平均より約70〜100時間少なく、実際の現場では、さらに短くなっていることが見込まれています。

生徒142名、先生8名が通う小学校に、2室のトイレ1棟しかありません
子どもたちが安心して学び続けるためには、教室だけでなく、衛生環境の整備も欠かせません。
しかしカンボジアでは、トイレや給水施設が十分に整っていない学校が全体の約8割にのぼります。生徒数に対してトイレの数が極端に少なく、手洗い場がない学校では、バケツや小さなタンクの水で手を洗う状況が続いています。
こうした環境は、感染症のリスクを高めるだけでなく、子どもたちの健康や学習意欲にも大きな影響を与えます。

学校の新校舎建設
老朽化によって倒壊の怖れのある校舎や、壁がないことで、天候の影響を大きく受けてしまい、授業が困難な校舎の建て替えを行っています。

経年劣化箇所の修繕
経年劣化によって、壁やペンキが剥がれたり、床が抜けてしまった校舎の修繕を行っています。

建設後の確認と報告
建設後も、現地スタッフが定期的に調査・訪問し、状態を確認します。生徒や先生から聞いた「支援学校の今」を、支援者様にご報告しています。

トイレの建設
学校建設の調査時に衛生施設のニーズがあるかもあわせて調査しています。
不足している学校では、ハンディを持った生徒でも使用できるバリアフリー仕様のトイレを建設しています。

手洗い場・給水タンクの整備
手洗い場がなく、汲み置きの水で手を洗っていた学校に、蛇口付き手洗い場の設置支援を行っています。
また、安全な水にアクセスできる環境を整えるため、給水タンクの支援も行っています。

衛生授業の実施
JHPが建設した学校で、校内美化や清掃、トイレ利用、手洗いなどの衛生指導が行われるよう、1999年に「衛生教本」を作成。建設した学校を中心に、これまで約1万冊を配付し、衛生授業を行っています。
調査開始から校舎、井戸、トイレ棟完成まで半年から1年の期間がかかります。
そして、校舎支援にかかる費用は、校舎1棟3~5教室、トイレ1棟3~5室、教室内備品(黒板や机椅子など)で為替の影響もありますが800万円~1,100万円となっています。
1各地域・学校からの
リクエストレターの受理
カンボジア各地の学校が、鉄筋コンクリ造校舎建設をJHPに対して要望・依頼。
2学校の現状調査
緊急性の高い何校か選び、現地調査を実施。学校関係者・校区地域住民へのインタビューを通して、優先順位を決定。
3地域住民との建設前協議
(地域の協力体制などの確認)
地元業者雇用に向けた学校・地域住民の協力状態、建設場所、建設後維持・管理を協議。
4建設開始
建設資金を提供してくださる支援が決まり、建設予定地の確認が完了したら、いよいよ工事開始です。
5床施工
校舎を長く使うため重要な床施工。雨期のあるカンボジアでは、川沿いや洪水・浸水などの被害を受けやすい地域では、高床にする場合も。
6柱・壁施工
土台完成後、コンクリート柱とレンガを積み上げ壁の施工へ。新校舎は雨期でも教室に雨が入ってこないように施工。
7屋根施工
校舎が形になってくる頃。瓦葺きの屋根へ。青空教室も楽しかったけれど、屋根があれば安心して勉強ができます。
8完成
トイレ棟、井戸も同時に完成。子どもたちの勉強だけでなく、生活に必要な設備も整備。
9贈呈式
ドナーさんも出席しての贈呈式。カンボジア滞在中の活動隊もソーラン節を披露。盛大に式典を実施。
10定期的に視察
JHPでは、寄贈後も定期的な校舎メンテナンスの助言を実施。いつまでも長く使えるようにサポート。
日本国内で寄せられた物資(企業・自治体とも連携)を現地へ寄贈してきました。
これまでに中古の学校机4,667台、椅子4,660脚をペンキ塗りやヤスリで修繕し、カンボジアの必要とされる学校で活用しています。
そのほか、支援様のご支援により、文房具や図書等の提供支援を行っています。



サマキボンスマイチ小学校
ドン・ティア・ラ先生

かつて学んだ母校で今、子どもたちに知識を伝えられることが私の誇りです。校庭やトイレ、フェンスが整い、私が子どもの頃には考えられなかった環境になりました。
これらはすべて皆さまの温かいご支援のおかげです。毎年の文具支援にも心から感謝しています。
チューティエル中学校
チェン・ソー・ピア先生

中学3年生の頃に校舎の支援を受けたことが、私の人生を大きく変えました。通訳を夢見ていましたが、地元で子どもたちの教育に関わりたいと思い、今は英語とICTを教えています。浸水していた校庭も整備され、学校は見違えるほど良い環境になりました。ここで教えられることを心から幸せに思います。ありがとうございました。
バラン小学校
プロン・ソピック校長先生

新しい学校ができてからは、悪天候でも安心して勉強できるようになり、以前は危険な校舎に通わせず家の手伝いをさせていた家庭も、今では積極的に子どもを学校に送るようになりました。地域の協力も増え、水や種の寄付もいただき、学校周辺の道も整備が検討されています。日本の皆さん、温かいご支援に心から感謝します。
メ―サン小学校
ジェイ・ソピアック先生

新しい校舎が寄贈された当時、私はこの学校で学ぶ子どもで、安心して勉強できる環境をいただけたことが本当に嬉しかったです。古い校舎では雨や風で授業が止まることもありましたが、支えてくださった皆さまのおかげで学び続けることができました。今は教師となり、その恩を子どもたちに返していきたいと思っています。
